知らない単語を覚えるのって大変ですよね。
検定試験の単語など、なかなか覚えられない人が多いのではないでしょうか。
しかも、なんとか覚えてもすぐ忘れてしまう…
実は、それは単語帳で無理やり覚えようとしているからなんです。
たしかに最初に覚えるような基本単語は単語帳で学んだ方が効率的ですが、
それ以降のレベルの単語は単語帳で語彙力を伸ばそうと思っても非効率です。
今回は単語の覚え方を迷っている人向けに↓の内容をまとめます。
・基本単語を楽に覚える方法。
・基本単語以外を楽に覚える方法。
基本単語を楽に覚える方法
これから中国語の学習を始める人が覚えるような基本単語は、単語帳で覚える方が効率的です。
基本単語はみるみる定着・中国語単語 / 入門〜初中級編に載っているような単語を参考にしてください。
理由は、基本単語を文法の教材などで出てくる度に覚えるのでは時間がかかりすぎるからです。
まず、基本単語を単語帳で覚えた後に文法の学習などをする場合と、基本単語を単語帳で覚えずに文法などの学習中に出てくる度に単語を覚える場合を比べてみるとよく分かります。
順に説明します。
単語帳で覚えて他の学習をする場合
初心者が学習するような文法やリスニングの教材には、基本的に基本単語しか出てきません。
単語帳で覚えておけば基本単語を網羅することができるので、単語を調べないと意味が分からないということはあまりなく、どんどん学習を進めることができます。
単語帳で覚えずに他の学習をする場合
一方で、単語帳で覚えておかないと、文法やリスニングなど何をするにも、まず出てきた単語を理解したり覚えたりしないといけないので、なかなか学習を進められません。
こういった学習ではまず中国語の文を理解しなければなりませんが、単語を全く覚えていないと毎回、日本語訳や意味を確認しないといけません。
大体の教材は出てきた単語のピンインや意味が書かれていると思いますが、それを毎回見比べながら中国語の文を理解しないといけません。
この見比べる作業は文法ならまだ楽ですが、リスニングとなると結構面倒です。
リスニングの本文とピンイン、日本語訳は分かれて載っていることの方が多いので、探す手間がかかります。
また、言語学習は基本的に声に出して行わなければならないので、単語の読み方が分かっていないと、
覚えるまでピンインを確認しなければならず、スラスラ読めるようになるまで時間がかかってしまいます。
このように、基本単語を覚えながら文法などを学習する場合、まず知らない単語を覚えてからようやく本来の学習を始めることになるので、勉強時間が延びてしまいます。
結論
基本単語は文法などの教材で頻出するので、先に単語帳で覚えてから勉強するといちいち単語を確認する手間が省けるので効率的です。
基本単語さえ覚えれば、他の文法などの学習をテキパキとこなすことができて学習が進みます。
一方で、文法などの教材に出てきた度に単語を覚えていたら、何の学習をするにも時間がかかってしまいます。
毎回、単語の読み方や意味を何度も確認して理解したり覚えたりしてからようやく、文法やリスニングの学習ができます。
単語帳で単語を覚えるなら読み方や意味がそこに載っているので探す必要はありませんが、
普通の教材で単語を覚えようとすると、まずどこに意味や読み方が書いてあるか探さないといけないので時間がかかってしまいます。
そのため基本単語は単語帳で集中して覚えましょう。
基本単語以外を楽に覚える方法
基本単語以外の単語は単語帳で覚えようとすると非効率になってしまいます。
楽に覚えるには、分からない単語が出てくるたびに調べればいいです。
とりあえず読み方や四声が分からない単語があったら調べて、そのときだけ正しい発音をできるようにしましょう。
ノートにまとめたり単語帳を作ったりして、無理に覚えようとする必要はありません。
基本単語以外は、毎回調べて徐々に覚えていく方が効率的になります。
さっきと言っていることが違うので理解できないかもしれませんが、基本単語以外の単語は普段あまり出てこないんですね。
だから、単語帳で時間をかけて覚えるのはコスパが悪いです。
たとえ頑張って覚えても基本単語と違って、普段めったに見かけないのですぐに忘れてしまいます。
時間をかけても覚えられないので、まずは知らない単語については、毎回調べて意味を理解したり、一度声に出したりする程度でいいです。
これを分からないたびに調べ直すことで徐々に覚えていきます。
イメージとしては、最初は見たことあるような単語だなと思い、途中から意味は分かるけど読み方が分からない、音は分かるけど四声が分からない…
といった感じに分からない箇所が減っていき、最終的には覚えることができます。
また、単語帳ではあまり印象に残りません。
大抵、単語帳には例文が載っていますが、一文しかないので、どういうときにその単語を使うのかが分からず記憶に残りません。
一方で、いろんな題材を勉強しながら単語を確認すると、いろんな文脈の中で単語を知ることができて記憶に残ります。
この単語にはどういった感じのときに使うのか、どういう単語と一緒に使うことが多いのかなどが分かると覚えやすいです。
このように1つの文脈しか分からない単語帳で覚えるよりも、いろんな文脈の中から出てきた知らない単語を辞書で確認し続けた方が覚えやすいです。
キクタン4級から2級、瞬訳中国語全シリーズ、暮らしの中国語単語7000の半分、中国語コロケーション999、中国語イラスト辞典の7割、中国語フレーズ900…
時間をかけて頑張って覚えましたが、2年以上たった今では基本単語以外はほとんど覚えていません。
逆に、最近読んでいる小説の単語は少しずつ覚えてきました。(佛龛とか铝合金だとか榻榻米など)
基本単語以外の単語は単語帳で覚えようとしても、なかなか覚えられないしすぐに忘れます。
なので、そういった単語は時間をかけずに毎回調べるだけにしましょう。
まとめ
中国語の楽な単語の覚え方のまとめは↓の通りです。
・基本単語は単語帳で覚えるのが楽。
・基本単語以外は毎回調べるて徐々に覚えるのが楽。
今回は単語の楽な覚え方を、基本単語とそれ以外に分けてまとめました。
単語はなんでもかんでも単語帳で覚えるのは非効率で、単語帳で覚えるのは基本単語だけでいいと書きました。
まだ、基本単語を身に付けていない人は↓の記事を参考にして、1冊単語帳をやりましょう。
基本単語を身に付けている人は、いろんな教材や、ネイティブ向けの本や動画などで語彙を徐々に増やしていきましょう。
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