発音って難しいですよね。
自分が発音するときにイメージしている音というのは、うまく発音できているように聞こえると思いますが、
実際に録音して自分の中国語を聞いてみると、こんなにひどい発音だったのかと気づくことがあります。
1年程度留学をしている人の中でもういった発音に難がある人がいて、よくネイティブが交換留学生(大抵半年か1年限定の留学生)の発音はひどいと言っているのを耳にしました。
それだけ発音というのはしっかりできていないことが多いです。
そこで、今回は発音を一通り学んだ人向けに、どうすれば発音が上達するのかコツを4つまとめます。
・CDの中国語を真似る。
・生々しい中国語を真似る。
・大きな声で話す。
・ネイティブチェックを受ける。
CDの中国語を真似る
まず、発音を終えていれば、単語を覚えたりリスニングをしたりしてCDの中国語を聞くと思いますが、
その時にCDの中国語をよく聞いて、音や声調、強弱などをそっくり真似て発音してください。
特に発音の勉強を終えたばかりだと、声調の感覚がいまいち分からなかったり、一部のピンインを読み間違えてたりするからで、
例えば、単語なら中国語の音声を聞いてから声に出し、リスニングならシャドーイングをして、CDの音声を真似て感覚を掴みましょう。
よく自分の中国語を録音してCD音声と聞き比べるといいということを聞きますが、そこまでしなくても真似るだけで発音は良くなります。ただ、ネイティブかと思われる位の発音を身に付けたい人は、自分の声を録音して、これから説明する生の中国語と聞き比べて確認しましょう。
シャドーイングってなんだよっていう人は↓を参考にしてください。ついでにディクテーションも分かってちょっとお得です。
生々しい中国語を真似る
CDの音声は標準的でそれでもいいですが、そういう発音しかできないと、↓のようなアナウンサーの中国語は聞き取れても、街の人の声の部分は聞き取れない場合があります。
そんなことにならないように、一般の人の中国語も真似てください。
題材はなんでもいいですが、youtubeやドラマ、テレビ番組などの中国語を真似てみましょう。
人によって音の強弱や緩急などが変わってきますが、そういうものもすべて再現できるようにしてください。
そうすると次第に街で聞くような自然な中国語で発音できるようになります。
発音ができてもリスニングをしないと聞き取れるようにはなりませんが、中国語耳の基礎を固めることができます。
中国語は地域差があります。例えば大陸と台湾を比べると、台湾の四声は大陸よりはっきりしていなかったり、アール化しなかったりします。同時に大陸の中国語も台湾の中国語も真似ると混乱するので、真似る際は地域を限定して行いましょう。
こういったリアルな中国語を参考書で勉強したい人は↓の記事が参考になります。
中国人と台湾人対策用の良質な参考書を1冊ずつ紹介しているので、目的別に使い分けることができます。
いきなりyoutubeや映画などの難しい中国語を聞いても挫折してしまう場合があるので、最初はこの参考書で勉強した方がいいです。
大きな声で話す
日本語はひそひそ話のような声の大きさでも相手に伝わります。なぜならあまり空気を使わずに発音できるからです。
一方で、中国語には有気音があるように空気を使って発音します。
だから、例えば、小声で「t」と発音しても相手は「d」だと勘違いすることがあります。
小声だと相手に中国語が通じないことがあるので、会話をするときは相手と同じくらいの声量を意識して発音しましょう。
ネイティブに確認する
今まで書いてきた方法で発音を真似ていくと、もう発音は完璧だと思うかもしれませんが、自分が正しいと思っている発音は、意外に違っていることが多いです。
例えば「u」で口が全然すぼめてなかったり、「r」で舌のそりが足りなかったりします。
そういったことが無いように言語交換相手や中国語教室の先生に発音を見てもらいましょう。
ただ残念なことに、発音は何回もチェックしてもらわないと直りません。
気が付いたら気を抜いて元の悪い発音に戻ってしまうからなんですね。
そういったことにならないように、日頃から何度もチェックを受けましょう。
例えば、効率が良いやり方としては、ネイティブにラインや微信でネイティブに音声メッセージを送りチェックを受ける方法がいいと思います。
これだと長文は送れませんが、お互い時間があるときに発音を聞けるので、毎日でも気軽に発音チェックができておすすめです。
いや、そもそも知り合いに中国人や台湾人なんていないよと言う人は↓の記事を参考にして、ネイティブをゲットしましょう。
まとめ
発音のコツは↓の通りです。
・CDの中国語を真似る。
・生々しい中国語を真似る。
・大きな声で話す。
・ネイティブチェックを受ける。
発音を良くするには、普段からお手本の中国語をよく聞いて、よく真似る必要があります。
最初はよく感覚が掴めないかもしてませんが、何回もいろんな音声で真似ていくと、コツが分かってきます。
ただ、ネイティブのチェックがないと、そのコツが正しいのかは分からないので、必ず確認しましょう。
また、中国語の発音は難しいので、今日まとめたようなことはすべてやっておきましょう。
そうしないと、せっかく中国語を話せるようになっても、ネイティブには聞き取れず「は?」と言われてしまい、中国語が話せない人と同じ状態になってしまいます。
そんなことにならないように、発音に自信がない人は今すぐ確認しましょう。
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