日常会話を短期間で習得するには、単語を覚える前に、何をどのくらいどの順番で覚えるのかを知っておくことが重要です。
多くの人は検定の単語帳を順番にこなしていると思いますが、それは効率的とは言えません
今回は、単語の学習を始めようとしている人向けに単語の何をどれくらい覚えればいいのかについてまとめます。
・単語は2000語+必要分だけ覚えればいい。
・まずは基本単語(2000語程度)を覚える。
・基本単語を覚えたら必要な分の単語を覚える。
・必要分の単語は単語帳で覚えては非効率。
基本単語はみるみる定着・中国語単語 / 入門〜初中級編に載っているような単語を参考にしてください。
単語は2000語+必要分だけ覚えればいい
結論、単語は、基本単語の2000語ぐらいと必要な分を覚えてください。
必要な分とは人それぞれ違っていて、例えば、仕事で中国語を使うなら仕事に関する単語で、留学に行くなら留学先で使うような単語が必要な分です。
この2つですが、まずは基本単語を覚えて、その後に必要な分を覚えましょう。
では、それぞれ説明します。
基本単語(2000語程度)
日常会話を習得したい人は、まず基本単語を2000ぐらい覚える必要があります。
これはなぜかと言うと、ネイティブが普段話す言葉は基本単語の2000語くらいがほとんどで、基本単語を覚えるだけで普段使う単語の8~9割カバーできるからです。
実は、日常会話では難しい言葉はあまり出てこず、基本単語ばかりを使います。
特にネイティブと話す時は、相手が外国人だと分かるとほとんど基本単語しか使いません。
だから、まずは基本単語を覚えないと、いつまで経っても会話が聞き取れるようにならないし、逆にこれだけ覚えれば日常会話が聞き取れるようになります。
必要分の単語
基本単語を覚えたら必要な分の単語を覚えましょう。
人によって会話で使う単語は変わるので、何が必要になるのか考えてその分の語彙を増やしましょう。
具体的には、何を話したいかを考えて必要な単語を考えるといいですね。
例えば、恋愛トークがしたいなら、腳踏兩條船(二股)や專情(一途)とかを覚えればいいでしょう。
こういった単語を覚えれば会話についていけるし、話したいことを話せます。
このように必要な分の単語を覚えることで、基本単語でカバーできなかった10~20%の単語をおさえることができます。
必要分の単語は単語帳で覚えては非効率
必要分の単語を覚える際は単語帳を使わないでください。
必要な単語が出てくるような題材を使ってリスニングなどの勉強をして、分からない単語が出てきたら毎回調べるようにすればいいです。
詳しくは、中国語の単語を楽に覚える方法の記事を参照してもらいたいですが、日常会話であまり出てこない単語を単語帳で覚えるのは非効率なので、
分からない単語を見かけるたびに辞書で調べて徐々に覚えていけばいいです。
なんで単語帳ではなく辞書で毎回調べて覚えるのがいいのかというと、こういう単語は普段あまり出てこないので覚えられないからです。
単語帳で一気に覚えようとしても、すぐ忘れてしまいます。
一方で、何度も辞書で調べ直して単語を確認していくと、徐々に単語を覚えることができます。
単語帳で時間を浪費しないためにも、こういったマイナーな単語は分からないたびに調べる程度にとどめておきましょう。
まとめ
中国語の覚えるべき単語量についてのまとめは↓の通りです。
・単語は2000語+必要分だけ覚えればいい。
・まずは基本単語(2000語程度)を覚える。
・基本単語を覚えたら必要な分の単語を覚える。
・必要分の単語は単語帳で覚えては非効率、辞書で分からないたびに確認する程度にする。
今回は単語をどれくらい覚えるべきかについてまとめました。
これから単語の学習を始める人は書いた通り、基本単語を覚えましょう。
おすすめの単語帳については↓の記事に書いてあるので参考にしてください。
ここでは、なぜこの教材がおすすめなのかがまとめてあるので、教材を選ぶ際の参考にしてみてください。
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