せっかく言語交換相手がいても、適当に会話をしているだけでは言語交換相手を全然活用できておらず、もったいないです。
今回はそんな言語交換相手をどう活用するのか迷っている人向けに、↓の内容をまとめます。
・話すだけではもったいない。
・相手に教材を作ってもらう。
・相手に疑問を解決してもらう。
・添削はしてもらわなくていい
言語交換って何?と言う方は↓の記事を参照にしてください。
話すだけではもったいない
言語交換相手がいるのに、雑談の話し相手としてしか活用していないと、ものすごくもったいないです。
単純な中国語の話し相手だけが欲しいなら、オンライン講座でお金を払えば毎日30分も雑談ができます。
せっかく言語交換相手と知り合ったなら、先生ではできないこともしましょう。
相手に教材を作ってもらう
せっかくネイティブがいるなら、中国語向上に役立つ教材を作ってもらいましょう。例としてそれぞれ2つ説明します。
雑談を録音させてもらう
言語交換中の雑談は、録音して後で聞き直すことをおすすめします。
理由は2つあって、まず1つ目は、ちょうどいいレベルの中国語が聞けることです。
相手はあなたの中国語のレベルに合わせて話してくれます。
あなたが初心者なら、大抵普段の会話より遅く話してくれるし、単語も難しいものはあまり使いません。
だから挫折しないちょうどいいレベルで中国語の聞き取り練習ができます。
2つ目は、会話の話題は普段あなたが話すような内容だからです。
人は普段同じようなことしか話さないので、雑談も普段話すような内容になります。
ここで言えなかったことや聞き取れなかったことをこの音源で復習すると、今後の会話でつまることがなくなっていきます。
文章を録音させてもらう
普段リスニングを勉強して分かると思いますが、中国語のリスニング教材は、題材がつまらないものばかりで種類もあまりありません。
だからと言って、youtubeやドラマの中国語でリスニングをしたいと思っても、早すぎて挫折します。
そんなときは、言語交換相手の出番です。
例えば、youtubeの中国語が早すぎるなら言語交換相手にその動画の中国語を遅めに録音させてもらったり、難しすぎるなら簡単な題材を録音させてもらったりします。
こうすることで、適度な難易度で学習できリスニングも効率よく上達します。
相手に疑問を解決してもらう
言語交換で変な遠慮はしていませんか。こんなこといちいち聞かなくていいだろうなど、せっかく時間を使って言語交換をするなら、疑問点はすぐにすべて相手に聞きましょう。
ここでは聞いておくべき質問の例を2つ挙げます。
分からない表現を聞く
雑談中に中国語の単語が思い浮かばないときってよくありますよね。
こういったときはすぐに言語交換相手に聞きましょう。
言語交換相手は先生と違い日本語を勉強しているので、相手のレベルによりますが、すぐに中国語訳を教えてくれます。
また、別にこういった質問は単語だけに限りません。
例えば、「なかなか来れないからゆっくりしたい」ということを中国語で言いたいけど、口から出てこないという場合は、これもすぐ相手に聞きましょう。
※たしか、これは「难得来一趟~」を使えばいいですね。
このようにその時言いたい中国語をその場ですぐに知ることができると、記憶に残り語彙力を効率よく上げることができます。
分からない文法を聞く
文法を勉強していて分からないことって絶対あると思います。
大抵は調べれば疑問は解決できますが、できない場合もあります。
そういったときは言語交換相手に聞きましょう。
自分で調べて悩むよりも、ネイティブに聞いた方が圧倒的に早く理解できます。
こういった調べても分からないことを聞けるので、疑問に思ったことはすぐに言語交換相手に聞きましょう。
添削はしてもらわなくていい
せっかく言語交換相手がいるなら自分で書いた中国語の文章を添削してもらおうと考えるかもしれませんが、お願いする必要はありません。
理由は2つあるので、順に解説していきます。
人によって中国語は違う
まず、中国語はみんな同じではありません。その人ごとに癖があります。
しかも、少しおかしい中国語を使っている人もいるかもしれません。
これではもし1人だけに添削してもらうと、文が偏ったり間違えたりする可能性があります。
そうならないように作文の添削は複数人に見てもらう方がいいです。
なにしろ、そっちの方がいろんな言い方を学べて勉強になります。
それなら言語交換相手全員に作文を添削してもらえばいいのではないかと思うかもしれませんが、添削までに時間がかかり非効率なので、↓のようなアプリでお願いしましょう。
HiNative(ハイネイティブ) – 英語や語学をQ&Aで勉強
posted withアプリーチ
全員が解説できるわけではない
作文を添削する場合、文を修正する以外に、なぜそれでは不自然なのか説明しないといけません。
しかし、母国語を習ったことが無いネイティブにとってその説明は難しいことがあります。
例えば、さっき紹介したハイネイティブでは↓のような質問がありました。
「当店は10月1日”にあたって”、開店10周年を迎えます。」がなぜダメで、
「当店は10月1に日”をもって”、開店10周年を迎えます。」がなぜいいんですか?
あなたはこの疑問に答えられますか。全員は答えられないでしょう。※最後に、この解説も載せておきます。
添削をしてもらっても、なぜそれでは駄目なのか間違いに納得できないと、いつまでも同じ間違いを続けます。
そうならないためにも中国語の解説が重要ですが、言語交換相手に聞いても分からないことがあります。
それよりもアプリで大勢の人に聞いた方が、納得できる答えを教えてもらえる可能性が高まります。
作文の添削はアプリで大勢の人に見てもらいましょう。
まとめ
言語交換相手の活用についてまとめると↓の通りになります。
・相手と話すだけではもったいない。
・相手との雑談や自分で用意した文章を録音させてもらい、最適なリスニング教材を作る。
・語彙や文法などの問題を聞いて教えてもらう。
・添削はしてもらわなくていい。
ここまで、どう言語交換相手を活用するかについて書いてきましたが、まずは相手の役に立ってから、お世話になりましょう。
いきなり相手にこの文章を録音させてほしいと言われても、ものすごく面倒でそれ以降音信不通になることもあります。
まずは、相手に日本語を録音しようかと切り出してから中国語の録音のお願いをしましょう。
そうすると相手も気持ちよくあなたの手助けしてくれます。
※日本語の例題解説
「~にあたって」は、「~の機会のために。前もって何かをする」という場合に使います。
例文の言葉で言うなら、後半の方を使って、「開店10周年を迎えるにあたって。記念大感謝セールを予定しております。」なら意味がわかります。
他の例で言うと、「結婚するにあたって、言っておかなければいけないことがある」とか、「卒業するにあたって、自活の準備を始めようと思う」とかですね。
日付には「~にあたって」とは言いません。準備するまでもなく、日図家は毎日更新して行くものですから。
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