単語帳を選ぶ時、検定試験に出る単語が載っているかどうかを気にしていませんか。
検定試験では、日常会話では使わない単語が出てきたり(特にHSK上級)、スピーキングの試験がない事が多いのでアウトプットできるかを気にしなくて良かったりします。
だから、そういう単語帳で覚えると無駄な単語を覚えたり、日本語から中国語の単語を言えなかったりする場合があります。
検定試験対策としての単語帳は、日常会話取得には非効率なのでおすすめしません。
では何を覚えればいいかと言うと、今回おすすめするみるみる定着・中国語単語 / 入門〜初中級編
これさえ覚えれば、日常会話の80～90％はカバーできます。
今回はこれから単語の学習を始める人向けに、この単語帳をおすすめする理由をまとめます。
・フレーズで記憶に残りやすい。
・フレーズの音声が日本語→中国語。
・テキストでも動画でも暗記できる。
フレーズで記憶に残りやすい
単語帳のイメージって、「你好 → こんにちは」みたいなのが載っている印象がありますよね。
もしそういうのをやろうとすると、覚えづらいし挫折しやすいのでおすすめしません。
単語は、記憶に残りやすい文脈があるもので覚えるべきです。
かと言って、キクタンに載っている「早晨的空气真新鲜」みたいな長い例文は初心者にとってハードルが高くなってしまいます。
そこで、この単語帳のような短いフレーズをおすすめします。
フレーズの文字数は2文字から長くて7文字くらいで、4文字が多かったと思います。
このちょうどいい長さのフレーズであれば、文字数が少なくて覚えやすいし文脈もあって忘れにくいのでおすすめです。
フレーズの音声が日本語→中国語
まず、ペラペラになりたいなら、単語はアウトプットできるように覚えないといけません。
例えば、「上厕所」を聞いて、「トイレに行く、shàngcèsuǒ」だと覚えても、相手に言おうとしたときに出てきません。
上厕所の読みや意味は覚えているのだけれど、トイレに行くの中国語を覚えていないからです。
これでは、会話中に単語が出てこないので、日本語を聞いて中国語が分かるように覚えましょう。
この単語帳では、フレーズの音声は先に日本語が流れて、少し経ってから中国語が流れます。
なので、アウトプット型の中国語の暗記ができて、どんどん中国語が口から出てくるようになります。
テキストでも動画でも暗記できる
実はこの単語帳は、本ではなくDVDです。(ダウンロード版を除く)
DVDにはテキストデータの他に、動画データもあって動画でも学習ができます。
引用 : みるみる定着・中国語単語 入門〜初中級編
↑がテキスト版の様子です。
これを紙に印刷して暗記を終えた後の確認で使うといいでしょう。
中国語が書かれた左側を隠して、覚えたかどうかの確認ができます。
また、音源もあるので、確認以外にも、ナレーションを聞きながら暗記に徹することもできます。
↑が動画版です。
こちらは暗記用で使うといいです。
テキストだと音声が流れてくるたびに見る所を変えたり、隠す所を動かさないといけなかったりして面倒で、さらにページが変わる時に答えが見えてしまう場合があるのが難点でしたが、
この動画版なら、そういったこともなく単語の暗記に専念できるので、暗記用に向いています。
他に確認用として使うこともできますが、いちいちポーズが入って時間がかかるので、テキストでパパっとすませた方がいいでしょう。
まとめ
みるみる定着・中国語単語 / 入門〜初中級編
・フレーズで記憶に残りやすいから。
・フレーズの音声が日本語→中国語になっていて、アウトプット型の暗記ができるから。
・テキストでも動画でも暗記できるから。
今回は、おすすめの単語帳と、それがなぜいいのかについてまとめました。
これから単語を学ぶ人は、とりあえずこの単語帳だけをやってください。
これだけ覚えれば日常会話は大体カバーできます。
その他の単語については文法やリスニングなどの学習が終わってから始めると効率的です。
詳しい単語の覚え方については、↓の記事を参考にしてください。
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