リスニングの学習法で有名なディクテーションですが、実はこの学習法は時間がかかる割に学習効果が低い勉強法です。
今回は、ディクテーションの効果がよく分からない人向けに、ディクテーションが不要な理由をまとめます。
・書くのが無駄。
・シャドーイングの方が効率的。
・リスニングは効率的に学習するべき。
ディクテーションは不要
ディクテーションが不要な理由は2つあります。
では、それぞれ順に説明します。
書くのが無駄
先にディクテーションの学習法を確認すると、やり方は↓のようになります。
(1) テキストを見ずに聞こえてきた中国語を書いていく。
(2) スクリプトを見て書き取れなかった所を確認し、聞こえない音を認識する。
(3) 何回も繰り返して、聞こえない音を聞こえるようにする
これだと中国語をいちいち書かないといけません。
ディクテーションの目的はディクテーションとシャドーイングの効果の差の記事で書い通り、聞き取れない音を認識することでした。
これをするためにディクテーションでは中国語を書いて確認しているわけですが、書く必要はありません。
わざわざ書かなくてもスクリプトを見て聞き取れない音を認識すればいいです。
書くとなると時間がかかり、学習効率が悪くなるのでやめましょう。
シャドーイングの方が学習効果が高い
先ほどディクテーションの学習効果は分からない音を認識できると書きました。
たしかに1音ずつ聞き取れるかどうかの確認ができるわけですが、シャドーイングだとそれ以外にも得られるものがあります。
それは、中国語を理解するスピードが早くなることです。
ディクテーションは、CDの音声を聞いて中国語が書ければよかったですが、シャドーイングは聞こえてきた音とほぼ同時に声に出して真似ないといけないので、
シャドーイングの方が中国語を瞬時に理解できるようになります。
リスニングは効率的に
中国語が聞き取れるようになるには、発音を正確にできるかや、1音ずつ聞き取れるか、瞬時に理解できるかなどいろんなことができないといけません。
なのに、学習効果が低くて時間のかかるディクテーションをするのは非効率で、日常会話の取得が遅くなることになります。
そうならないように、リスニングは効率的なシャドーイングで練習しましょう。
まとめ
ディクテーションが不要な理由についてのまとめは↓の通りです。
・ディクテーションは書きとるのが無駄。
・シャドーイングの方が学習効果が高い。
・聞き取れるようになるにはいろんなことをしないといけないため、効率的に学習するべき。
今回の内容で、リスニングは何をすればいいのかということが分かったと思います。
ただ、リスニングで必要なものはリスニングの学習だけではなく、発音や単語、文法の学習も不可欠です。
これらについてよく分からない人は↓の記事を参考にしてください。
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