中国人や台湾人が読むような本って、すごく難しいですよね。
僕は、以前こういう本を読んでみると、分からない単語や言い回しばかりで数ページで挫折しました。
しかし、正しい学習法を知れば辞書なしでも読めるようになります。
そこで今回は、どうすれば現地の人が読むような本を辞書なしで読めるようになるのか、また、読書の意外な学習効果についてもまとめます。
・ジャンルを絞る。
・最初は日本語版があるものを読む。
・翻訳本が無い本にも挑戦する。
・本が読めるとリスニング能力も向上する。
ジャンルを絞る
読解力向上には、まず、どんなジャンルの本を読みたいのかを1つ決めてください。
ジャンルを絞ることで、そのジャンル内に出てくる単語が短期間で繰り返し出てきて、その分野の単語を効率良く覚えていくことができ、徐々に辞書が不要になっていきます。
個人的な体感では、1冊目の序盤に辞書を酷使していたのが、中盤になると徐々に減っていき、
3冊目当たりになると細かい単語で辞書を引くことはあっても、文の意味は分かるようになっていきます。
ここまで達すると、そのジャンルの本は辞書を引かなくても本が読めるようになります。
複数のジャンルの本を読めるようになりたい場合は、1つのジャンルをマスターしてから、他のジャンルを1つ選んで読んでいきましょう。
最初は日本語版があるものを読む
初めて選んだジャンルの本を読み始めた頃は、日本語訳がないと相当きついです。
分からない単語ばかりでいちいち調べるのに時間がかかるし、さらに単語の意味から文の意味を考えないといけません。
そんなことをしていたら、面倒だし膨大な時間がかかります。
そこで、そのジャンルに慣れるまでは、日本語版のある本を買って、日本語訳で意味を先に理解しておきましょう。
すると、調べるのは分からないピンインだけで済むので、効率良く読み進めることができます。
翻訳本が無い本にも挑戦する
選んだジャンルに慣れてきたら、いよいよ日本語訳が無い本を読みます。
このころには、辞書も日本語訳も見なくても、スラスラ読めるようになっているのではないでしょうか。
なっていれば、そのジャンルの本ならもう読書で困ることはありません。
ぜひ、教養や情報収集にその読書力を活かしましょう。
本が読めるとリスニング能力も向上する
実は、本が読めるようになると、リーディング能力が上がるだけではなく、リスニング能力も上がります。
理由は、中国語の意味をすぐイメージして理解できるようになるからです。
リーディングとリスニングに必要なものは実は共通していて、それは中国語を素早く理解することです。
読書を通じて中国語を素早く理解できるようになりますが、それはリスニングでも必要な能力なので役立ちます。
例えば、本を読んでいて「沉默着尴尬了几种秒」を見たとします。
すると瞬時に「気まずくて数秒黙っている」という場面をイメージをするのではないでしょうか。
この中国語のイメージ化を読書で繰り返しこなす内に、中国語を理解するスピードが早まります。
リスニングでは、文字ではなく音で内容を理解しなければなりませんが、
素早く中国語を理解できるようになっているので、読書をする前と比べて素早く意味が理解できるようになります。
読書をすると読解力が身に付きますが、中国語の理解スピードも早まっているので、リスニングの分野にも役立ちます。
まとめ
・本を読めるようになるには、ジャンルを絞ったり日本語訳を見たりして効率的に量をこなす。
・本が読めるようになると、中国語を理解するのにかかる時間が短くなるが、これはリスニングにも必要な能力のため、リスニングの向上に役立つ。
今回本を辞書なしで読めるようになる方法をまとめました。
ここでは書きませんでしたが、読書をするには発音や単語、文法などが分かっていないと読めるようにはなりません。
まだこれらが曖昧な人は↓の学習を済ましてから読書を始めましょう。
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